第11話 「亜人ちゃんは支えたい」



暑い季節、どうやって乗り切るかで盛り上がりをみせる初手。

「亜人って普通の人と同じって考えていいのかな？」
一般生徒がふと議論にふける。
それは教頭に「高橋先生は亜人生徒にかまいすぎです」と
忠告されているのを目撃した生徒達の不安が走る。
「高橋先生ががんばりすぎっていうより、俺達が理解してなさすぎなんじゃね？」
と自分たちを省みる生徒達。幼いなりに悩みを共有しようとするのが若くていい。




教頭先生の忠告に「踏み入りすぎたのでは・・」と亜人ちゃん達との
距離感に不安を覚える高橋先生。




気落ちする高橋先生の原因を知った亜人ちゃんたち。
そんな高橋先生を元気付けようとするヒカリ、ユキ、町。
そこで、日頃の感謝を伝えることにしたヒカリ達。
高橋先生にムービーでメッセージを送ることにした。






帰り道、ヒカリ達の感謝ムービーを携帯に送られ、それを見て・・・
ヒカリ達の気遣いに言い知れぬ思いに胸が締め付けられる高橋先生。
そんな一人たそがれていたとき、帰り道のヒカリに遭遇する。




ムービーを見て、直接「ありがとう」を伝えられて、
自分のしてきたことを直接肯定し、感謝を伝えられて、
思わずうずくまってしまう高橋先生。ぽつりと「泣きそうだ」と。

ヒカリが先生に伝える。
「先生、いつもがんばってくれて本当に！ありがとう！」
「先生がくれる頑張りに負けないくらい私も頑張って、
　先生やいろんな人に返していきたいと思います！！」

自分のしてきたことをこんなにも素直に感謝されては胸にしみる、そう思う高橋先生。

そんな高橋先生を見て、感化された生徒達が
一歩ずつ「自分たちとは違う"亜人ちゃん"」に歩み寄ろうとしている。
日々のふとした瞬間にも、高橋先生の頑張りが生徒の心に届いている。









そんな生徒達を見て、教頭先生も、言いすぎたことを高橋先生に謝罪し
そんな生徒達を見て、高橋先生も、これからも見守っていきたいと心に思い
生徒達は今日も一歩ずつ個人として分かりあっていこうとしている。

そんな心温まる11話でした。
・・・やばい、これは泣ける・・・

来週も楽しみだなぁ、over!!